十三層遺跡

十三層遺跡
雨が降り続く台北。
せっかくの旧正月休みも、
毎日、雨、雨、雨で寒い…

そんな中、
久しぶりに金瓜石に遊びに行ってきました。

初めて訪れたのは、かれこれ10年以上も前…
まだ整備されていないどころか、
訪れる人もほとんどない寂れた街…
忘れられた街…

街の中に残る日本家屋が
寂れた街に妙に似合っていて、
九份よりいいな…なんて思ったり。

暇そうにしているお店の主が、
金瓜石の写真を見せてくれて、
初めて知ったのが、
この「十三層遺跡」

これは、遺跡なんて名前がついているものの、
実は、かつてのゴールドラッシュ時代の錬金工場。
以前、この中に入って、
工場の梁(?)の上を歩いたりもしました。

この工場跡を海の方から見上げると…
写真のような重々しい感じの遺跡の姿に…
金瓜石の店主の写真を見るまで知らなかった…

かつて、鉱山で賑わった場所が、
採鉱が終結して寂れた街に…
そして今また、観光という新たな姿で
賑わいを取り戻す…
歴史に翻弄され続ける街を見守り続ける「遺跡」なのかな…